酒税議論

酒税の見直しをめぐる議論が今秋本格化する。焦点は、現行の酒税法の複雑さを突いた低価格設定で出荷が急増しているビール風味アルコール飲料第3のビール」の増税の行方にある。税収確保を狙う財務省と、税率引き上げによる売り上げ失速を警戒するビール業界の思惑が絡み、決着は波乱含みとなりそうだ。

 財務省は2006年度税制改正に向け、原材料や製法によって現在10種類に分かれている酒類を数グループに簡素化・再編する方向で検討する。

 同一グループの酒の間での税率格差縮小が焦点で、ビールや発泡酒に比べて低い第3のビールの税率引き上げが議論となる。ビール業界が「諸外国と比べ突出した高率」として求めるビールの税率引き下げも論議を呼びそうだが、酒税収入の約半分を占めるビールの減税実現にはなお懐疑的な見方が多い。

ほんとに、第3のビールだけには手をつけないでほしいものです。同一グループの酒の間での税率格差縮小が焦点って…。議論の中心となる上流階級の方々はビールしか飲まないからこういう調子こいたことを言ってるんじゃないかと疑ってしまいます。第3のビールを飲め!