セも!?

理事会では横浜・田中連盟担当がセパ拡大プレーオフ案や、東西地区別案などの具体案を提示。巨人なども交流戦優勝チームに出場権を与える新たな案を示した。これまで反対派だった阪神も軟化したことで来季実施の気運が急速に高まった。

 会議後、阪神・野崎連盟担当は「ウチが反対していたのは十分な検討時間がないまま実施してしまうのはどうかということ。十分に検討する時間が得られるならば、来年からプレーオフができれば面白いかもしれませんね」と来季実施に理解を示した。

 セのプレーオフ導入は7月4日の実行委員会で横浜が提案。その後、プロ野球の中長期ビジョンを策定するワーキング・グループ(作業部会)が前後期の覇者に、それ以外のチームから通年最高勝率のチームがワイルドカードとして出場するセパ3球団ずつの拡大プレーオフを検討していることが明らかになった。

 巨人、ヤクルトなどは導入に積極的だったが、阪神、中日、広島が難色を示していた。しかし反対派の阪神が軟化したことで来季実施を前提として本格検討することで方向が定まった。今後、具体案を詰めることになるが「もしプレーオフをやるのならセパ同じ形式でやるのは望ましいでしょう」(中日・伊藤球団代表)という意見もあり、大リーグのポストシーズン制を想定したセパ拡大プレーオフ支持に傾きつつある。

 早ければ9月5日の理事会でリーグ内の意見を統一。その後に開かれる実行委員会でパ・リーグセ・リーグ案を示し協力を求めることになる。パ・リーグ内でも拡大プレーオフに理解を示す球団もあり、拡大プレーオフ実施でセパが合意する可能性は高い。

現在、プレーオフ制度に対する意見が固まっていないのでコメントは控えます。とりあえず勝率が5割前後の球団がプレーオフに出ることができるというのは…。(日ハムには有利なわけですが)
どうなっていくのか見守っていきたいですね。