巨人フロントのアホさ

抜本的なチーム改革が緊急課題となっている巨人が星野仙一氏(58=阪神オーナー付シニアディレクター)を球団初のGM(ゼネラルマネジャー)として招へいする方針を固め、近く交渉に入ることが24日、明らかになった。球団ワーストタイの3年連続V逸が決定的となった巨人は既に原辰徳氏(47=前巨人監督)を最有力候補に来季監督の人選を進めている。星野氏は米国での取材活動を終え、25日にも帰国する。(スポーツニッポン

本文をすべて読むと阪神を優勝に導いた星野氏の豪腕振りが…みたいなことが書いてあります。しかし阪神優勝時の監督は確かに星野氏でしたが、優勝できたのは前任の野村監督が基礎を築いたからではないのでしょうか?確かに今岡選手は野村監督のままではダメだったかもしれませんが、矢野を筆頭に野村監督あっての選手がたくさんいますから。それに野村監督はオーナーやフロントの意識改革も行なったと聞きます。
星野氏のその腕は認めますが、必ずしも良いことばかりじゃないですよ。星野氏1人に任せておいたら何年も先のことをあまり考えずに得意のトレードで貴重な原石を放出してしまうと思います。
今の巨人軍はその戦力が強大とはいっても、優勝できる「基礎」があるかどうかはかなり怪しいところです。適当にGMを呼ぶくらいなら、まず選手、監督コーチ陣、フロントすべての意識改革が必要なのではないのでしょうか?