放射線実習のレポート

時間を決めて集中的にやりました。基礎系とはいえ一応「獣医師」という免許をとるので(国試に100%受かるわけではありませんが)、もう少しこういう臨床獣医学の勉強に時間を割くべきだと思います。が、実際そういうわけにもいきません。もう少し時間があったらなぁ、と思います。今週は放射線の講義のほうの宿題的なものを真面目に考える機会があったので良しとしましょう。真面目に考えただけで真面目なことを書いて提出しようと思わないのですが。
中学〜高校時代、俺は大動物の臨床獣医師になりたかったし、なるものだと思っていました。そしてこの大学を選びました。しかし、今現在は臨床獣医師になるつもりはありません。よく「なぜ獣医学科に行ったのに臨床に行かないのか」と聞かれます。様々な要因が絡み合い、今の結論に至ったのでいつも返答に困ります。半分くらいの人しか臨床に行かないのですよ(俺の感覚であって実際の割合は知りません)、と説明すると非常にびっくりされます。
こんな俺でも国家試験に合格すると「獣医師」という免許がもらえるわけです。資格って不思議ですね。将来、「お前は全く動物を診れないのに獣医師免許を持っているなんておかしい!」なんて言われないようにしたいものです。が、現実は厳しいです。獣医師免許を取得した時、俺はおそらく動物を診ることができないでしょう。最近はネットで色々なことが載っているらしく、そこらの動物に詳しい一般の人のほうが俺よりも知識があるかもしれません。ふとした時に、俺「獣医」になるのに動物を診れないんだ、と負の考えを持つことがあります。このようなものは一生ついてまわるかもしれません。あるいは完全にそのような意識はなくなってしまうのかもしれません。今現在、獣医師免許を持っていながらも臨床現場にいない人たちはどのような考えを持っているのでしょうか。
放射線実習のレポート」について書くはずがこんな話になってしまいました。