論文とこの先

助教授の先生が話があるというので今日はなんだろうと思って先生の部屋に行きました。すると先日書いた論文の話はなしになるとのこと。教授が貰ったのかそれとも前の職場から持ってきたのか知らないのですが、対象となるウイルスの元の所の人が同じ内容で誰かの博士論文にするのだとか。それも結構作業は進んでいるらしいのです。だったらもっと早く言ってくれよ、という感じです。久々にちょっと本気の怒りを覚えましたが、その場では怒りの対象がいないのでぐっと堪えました。
そして、その話の後、今後の新しい方針について話し合いました。すると、俺がちょっとやってみたかったことを助教授の先生から提案してきたので大賛成しておきました。ただ、俺が卒業するまで(実質、国試勉強に入るまでかな)にそれが確立できるかどうかはわかりません。今後の人のために働いて終わりかもしれません。
よく考えてみると、今やっているテーマも卒業というかちょうど1年後くらいまでに終わるかどうかかなり怪しいものです。その先、テーマについてはどうなるのかは謎です。誰かが引き継ぐのか。いくら新設の研究室とはいえ、礎を築いて終わり、というようなことだけは絶対に嫌です。