「お先に失礼します」と「お疲れ様でした」

いつか私のブログ内で取り上げようと思っていたのですがtakavet先生のブログで、しかもコメントの部分で指摘されていました。先を越されてしまいました。
私がこげんありまっしょうが 8月28日
(オーストラリアうらやましいです)
ということで二番煎じですが少しだけ。
以前から書いている通り現在、私の研究室の所属するセンターは4つの研究室の学生(正確には学部生)が1つの大部屋、通称学生部屋(正式にはスタッフルームなんていうカッコいい名前なのです)に入っています。当然学生の人数はかなりのものです。
夕方あたりからちらほらと学生が帰り始めるのですが、そのうちかなり多くの学生が、
「お疲れ様です」or「お疲れ様でした」
と言って帰っていくのです。
面白い(?)ことにこれらの現象は私が4年生の頃、つまり2年前の(旧)学生部屋ではほとんど見られませんでした。私の学年の一部の人が使っていたような気もしますが記憶は定かではありません。ところが昨年辺りから徐々に増え始め、今では逆転し「お先に失礼します」と言って帰宅する人はすっかり少数派になってしまいました。
私は違和感という表現を超えたもの(いい言葉が思い浮かばない)を感じていました。こればかりは言葉の変化ということで片付けられないでしょう。「お疲れ様です(でした)」と言って帰宅する人は言葉の意味をほんの少しだけ考えて欲しいものです。この人たちの挨拶は機械的以外の何物でもないと言ったら言いすぎでしょうか。少なくとも言葉に意味をこめて発しているようには思えません。挨拶なんて社交辞令だからそんなものと言われればそれはそうかもしれませんが。
単純にこの学生部屋で考えると私の学年が境界のような気がします。私の1つ下の学年には私より年上の人が何人もいるので高校までの教育の問題ということでもなさそうです。しかしこれはごく身近な集団の話なので世間がどうなのかはわかりません。
ま、そんなこんなでいつか書こうと思っていたのでこれを機に。
そういえば私の知り合いのとある会社では「お疲れ様です」と言って帰る人が注意されていたという話を聞きました。他の会社はどうなのでしょうか?