入試

今日はうちの大学の推薦入試らしいです。
私は国公立大学の推薦入学自体に反対なのですが、さらにセンター試験を併用しない推薦入試には断固反対します。一人反対したところでどうかなるものではないですが。
推薦入試では内申プラス小論文と面接というのが一般的だと思いますが、それだけで合格者を決定できるとはとても思えません。いったい何を評価できるのか。いったい何を評価しているのか。そもそも客観的評価のみによって評価がなされているのか。
また、学力の点もどうなのでしょうか。推薦入試をするのなら、せめてその前の段階として一般入試で入学可能な学力を持った者だけを選抜すべきです。
「本物」を推薦入試で見極めることが出来るシステムがない以上、推薦入試は凍結すべき。


入試といえばこんなニュースが。

富山大学が11月29日に実施した2007年度の経済学部3年次編入学試験で、英語の問題が03年度試験とほぼ同じ内容だったことが、1日分かった。同大は「受験生の公平性を保つため」として、17日に英語の再試験を行う。
同大によると、同編入試験では募集人員10人に対し29人が受験。英語は長文の下線部を和訳させる問題で、4カ所のうち3カ所は全く同じで残り1カ所も下線の部分が少しずれていただけだった。試験後に行われた面接試験で受験生から指摘があり発覚した。 
時事通信

いったいどういう経緯でこの問題を出すことに決まったのか、非常に興味のあるところです。問題作るのが面倒だからもうあの英文の設問をちょっとだけ変えて出してしまいましょうよ、なんて流れでしょうか。入試問題を作る負担を考えると責めきれないのですが、もうちょっと何とかできなかったのでしょうかね。
それにしても実際のところ点差はどれくらいついたのでしょうか。また、面接で指摘した受験生はすばらしい。この受験生の将来に期待。