有馬記念

有馬記念が近づいてきました。今週頭に既に中山競馬場に並んでいる人がいるというニュースがあり、とてもびっくりしました。いったい何が彼らを駆り立てるのか。JRAなんて良い位置取ってもはるか彼方を馬が駆け抜けていくだけなので、どうせなら小さな地方競馬の最前列に行くことをお勧めします。いや、それよりもさらにばんえいの方が迫力あるので是非ばんえいへ。
また、有馬記念は年の締めくくりと思っている人が多いかもしれませんが、実はまだ年内にG1がもう1つあるのです。大井競馬場で行われるG1、東京大賞典が29日に控えています。東京大賞典では現役ダート最強のアジュディミツオーが出ます。半年振りの実戦ですが、非常に楽しみです。ちなみに同レース3連覇がかかっています。と、宣伝はここまで。
有馬記念ではやはりディープインパクトが圧倒的な一番人気になるのでしょう。単勝1.1倍か?元返しか?というくらいでしょうか。この馬、幸か不幸か昨年の有馬記念を除いて結局最後まで骨っぽい馬と一緒に走ることがありませんでした。また、レース展開も似たようなものばかりでした。瞬発力と4ハロンほどその走力を持続できるということに関してはとても素晴らしい馬なのでしょうが、上がりのかかる競馬でどうか、強い先行馬を相手にした時にどうかということは結局わかりませんでした。また、胴元であるJRAの異常なまでのプッシュ、凱旋門賞での失格→謎の処分、天皇賞の出る出る詐欺など疑惑の絶えない陣営(馬ではない)でした。
引退後は種牡馬となることが決まっており、51億円のシンジケートが組まれています。いくらなんでも高すぎると思うのは私だけでしょうか?