推薦入試

北海道紋別市の道立紋別病院(及川郁雄院長、220床)で、内科の常勤医師5人のうち4人が3月末で退職することが28日、分かった。同病院は後任が確保できなければ4月以降、内科の入院休止など診療体制を大幅に縮小する。残る1人も秋に退職する意向を示しており、最悪の場合、内科を閉鎖する。
同病院のあるオホーツク地域では、北見市の北見赤十字病院でも内科の医師6人全員が3月末までに退職するため、内科休診への懸念が強まっている。
紋別病院によると、4人の退職は、別の病院や大学への異動が理由。後任が見つからない場合、内科の入院を休止し、入院中の患者には転院してもらう。非常勤医師も確保できなければ、外来も縮小。夜間救急の受け入れ体制を組めなくなる可能性もあるという。
同院は18の診療科があり、地域の中核的な病院。27日現在の入院患者数は50人で、うち19人が内科。北海道保健福祉部が大学などに後任医師の派遣を要請しているが「まだ決まっていない」という。
(日刊スポーツ)

国公立大学医学部の推薦入学者はこのような場所で働かなければならない、といったような規則を作ることはできないのだろうか。