鳥インフルH7N9
国際獣疫事務局(OIE、本部パリ)は11日の声明で、中国で死者が出ているH7N9型鳥インフルエンザについて、ウイルスに感染した鳥を見分けるのが難しく、「かなり異例な状況」だと危機感を示した。
OIEはH7N9型のウイルスについて「家禽(かきん)類に対する病原性は非常に低いが、人に感染すれば重い症状をもたらす可能性がある」と指摘。検査で陽性反応を示した鳥を見ただけでは病気だと全く分からないため、「ウイルスを見つけるのは極めて困難だ」と対策の難しさを認めた。
(時事通信)
H7亜型のインフルエンザAウイルスは過去に弱毒→強毒(家禽に対して)という変異が起こったことが報告されていので、獣医師としてはヒトへの病原性だけでなく、このことを念頭に入れておかなければならないのではないだろうか。
ってかOIEの本部ってパリなのね。先週行ったから見てこればよかった...