Windows 8と戦う Edmax編

さて、訳あってWin8のPCを使わざるを得ないことになった。
まずは今までのPCと同じ環境を整えなければならないので、せっせとソフトなどを入れ直す。メーラーは愛用のEdmaxを使おうとしたのだが、通常使用ができるまでかなりの時間を要してしまった。
まずは通常通りダウンロード→インストール。Edmaxはフォルダをコピーするだけで設定やこれまでのメールが引き継げるところがウリの一つなわけだが、なんとEdmaxフォルダ内にこれまでのデータを入れても設定が読み込まれない。色々調べると、どうやら管理者権限で実行しないとそれらの旧データは読み込まれないようである。
ということで、管理者権限で実行したら無事過去のデータや設定を引き継ぐことができたのだが、毎回ソフト起動時に管理者として実行する旨の確認が出てくるというとても面倒なことに…。しかも、ドラッグアンドドロップでファイル添付ができなくなってしまった。面倒はまだしも、これは許容できない。
色々ぐぐってみると、どうやら管理者権限で実行をすると、ドラッグアンドドロップでファイルを添付できないというのはOSの仕様らしい。どうしたものかと困っていたのだが、ふとEdmaxフォルダがProgram filesフォルダにあるから管理者権限でないとデータにアクセスできないのではないかと思い立つ。Edmaxフォルダをすべてドキュメントに移動し、その後Edmaxの設定→メーラー設定→一般→データフォルダで、移動先のフォルダを選択したら無事これまで通り動いて一件落着である。
Win8では、Program filesフォルダに入っている場合、管理者権限で実行しないとそれぞれのデータにアクセスできない、しかし管理者権限で実行してしまうとドラッグアンドドロップでファイル添付ができないというジレンマは、プログラムそのものをProgram filesフォルダに入れないことによって回避できることがあるようだ。