実習中の大事故

今日の実習で大嫌いな直腸検査がありました。
臨床系のコースを取った以上やってやる、と自分に言い聞かせて研究室を出ました。
そう、今日のテーマは「不屈の闘志」です。
とりあえず雨が降っていたのですが、傘も持たず、農場に歩いて行きました。
雨の中歩いていると、病理学研究室の2人の人が車で来て乗せてってくれました。
冷静な振りをしてしていたのですが、内心声をかけてくれてうれしかったです。


そしていざ直腸検査。
しかしやってみても、さっぱりわかりません。
あまりにもわからないので何度も投げ出しそうになりました。
それでも繁殖研究室の学生のアドバイスを受けつつ、不屈の闘志でがんばっていました。
牛は直腸が傷んでいるのか、時々悲痛な声をあげていましたが不屈の闘志を注入し続行しました。
そして子宮頚管らしきものがようやくわかってきたところで事故が起きました。
隣で直腸検査をやっていた牛のケツから汚いものが俺に向かって飛んできたのです。
そして俺の左半身の結構な部分が汚物で染められたのです。
(当然顔にも少量飛び散りました)
その瞬間、闘志もすべて消え去り、絶望的な心境になりました。
久々にやる気を出したらこれです。
これは臨床系をがんばるなという神の声ですかね。
隣で直腸検査をやっていた人にも多少非はあるのですが、基本的に牛が悪いのでそこまで責められず。
農場からの帰り道でやり場のない怒りがこみ上げていました。