フェブラリーS 実況に不満の残ったレース

文句なしの強さを見せつけたカネヒキリ、それとは対照的に出遅れて全くレースにならなかったアジュディミツオーといった感じのレースでした。あのハイペースではアジュディミツオーが前につけたとしても厳しかったかもしれませんが、離れた3番手なら結構面白かった気もしました。
このレースを見ていて気になったのがスーパー競馬の実況。アジュディミツオーがイマイチのスタートを見せても全くそのことには触れずに実況を進め、さらに道中、アジュディミツオーとしてはありえないくらいの後方にいても淡々と実況を続ていました。
いくら地方馬とはいっても人気上位(5番人気だったようです)、G1連勝中、そして昨年はドバイワールドカップにも出走した馬がこの扱いとは。短い距離のレースなので細かく触れている時間はないかもしれませんが、いくらなんでもあれはないだろうという不満の残るレースでした。
実況というのは見るものを楽しませるためにも相当な知識、技術が要求されると思います。プロ野球でも時としてあまりにも無知な実況をしている人がいますが、見ていてとても不快になるものです。
番組を楽しむためにもどうか良い実況をするアナウンサーを起用して欲しいものです。