高額賞金に唖然

現地時間7日、豪・フレミントン競馬場で行われたメルボルンC(3歳上、豪G1・芝3200m、1着賞金約2億7000万円)は、岩田康誠騎手騎乗の7番人気デルタブルース(牡5、栗東角居勝彦厩舎)が好スタートから道中は3番手につけ、直線では外から追い込む同厩の1番人気ポップロックを半頭差抑え優勝。豪州競馬最大のイベントであるこのレースで、日本馬として史上初の快挙となる勝利を果たした。勝ちタイムは3分21秒42(良)。さらに4.1/2馬身差の3着には4番人気メイビーベター Maybe Betterが入った。
(netkeiba.com)

とりあえずおめでとう!オーストラリアへのリベンジ達成(スプリンターズSの話です)!と共にその賞金の高さにびっくり。このレース、名前は知っていたものの勝手な思い込みから賞金5000万くらいかと思っていました。調べてみるとメルボルン周辺では休日となるほどの一大イベントだとかなんとか。
今の日本の競馬のレベルから考えると、海外のトップクラスのレースであっても適性さえあれば十分勝負になります。G1クラスどころかオープンクラスの馬なら適正次第で十分通用すると思います。条件馬でもやれるかもしれません。とは言っても適正を見抜くのは非常に困難なことであり、また海外遠征はリスクも高く、レースによっては招待などが必要なのでそうそう簡単に遠征できるものではないのですけどね。
それにしてもこのレース、これだけの賞金、また日本での長距離レースのないこの時期を考えると来年からもっと日本馬の遠征が激増する(枠がどれだけあるのか知りませんが)のは間違いないでしょう。賞金は日本の平均的な古馬G1の約2倍(現在のレートなら)、相手は??かなりおいしいのではないのでしょうか。
それにしてもレースの格はともかく、JRA、マスコミがこぞってプッシュしたディープインパクトは3着、全く世間から見向きもされていなかったデルタブルースが優勝とはなんとも。