ものすごい発見!!なのに…

米航空宇宙局(NASA)は2日(日本時間3日未明)、ヒ素を摂取して生命を維持するバクテリアの発見についてワシントン市内で記者会見し、「生命の定義が広がった」との認識を示し、「地球外生命の可能性につながる扉をこじ開けた」と宇宙空間での新たな生命体の発見に期待を示した。
今回の発表はNASAが「地球外生命体の証拠の探索に影響するであろう宇宙生物学上の発見」で記者会見を開くと発表。インターネットで「宇宙人発見か」と話題を呼んでいた。
記者会見したNASAのメアリー・ボイテック宇宙生物学計画部長は「(一部の人を)がっかりさせたかもしれないが」とほほえみながらも、「生物学の教科書の文章を書き換えなければならない内容だ」と発見を評価した。
NASAなどの研究チームは、生命活動に不可欠と考えられてきたリンの代わりにヒ素で生命を維持するバクテリアを確認し、より多様な環境で生物が生存できる可能性を示したとしている。
研究を主導したNASAのフェリーサ・ウルフ・サイモン博士も、生物は「想像以上に適応性が高いのかもしれない」と分析した。
産経新聞

いや、メアリー・ボイテック宇宙生物学計画部長、がっかりしたのは一部の人だけじゃないですよ!!
かなりの人だと思いますよ!
ものすごい大発見で、本当に教科書を書き換えなければならないことですが、いくらなんでも事前にハードルを上げすぎですよ。
ハードルを上げたというより、違う方向に期待させたといったらいいのでしょうか。


まぁ、想像とは違ったとはいえ、本当にものすごい発見。
久々に興奮しました。


地球外生命の可能性につながる云々と欠いてありますが、宇宙にはもっと根本的に違う生物、つまりDNA、RNAたんぱく質とは全く違うバックボーンを持つ生物がいても不思議ではない気がするのですが。
夢は膨らみますね。